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アーサナへの旅

こんにちは!你好!

上海の街路樹の葉も少しづつ色褪せ秋らしいなぁと思っていたら 昨日今日と30度超えの夏日が戻ってきました。 それでも日が沈めばやはり秋の夕方、 秋の虫の音が聞こえてきます。 先日、陰ヨガのクラスを行った後。 参加してくださった方の質問が印象的でとても素敵だなぁと思っていたので 覚書。 『アーサナってどこですか?私がどこかに行っていたのですか?』 (言葉はそのままじゃかなったかもしれませんが、 そんな風な意味のご質問でした。) アーサナという言葉を説明せずに使用していたことを反省するとともに (アーサナはサンスクリット語でポーズや座位などの意)、 わぁーー、なんて素敵な感覚なんだろう!と一人感激していました。 私自身、毎回YOGAは旅にのようだと考えているのです。 ひとつのアーサナから次のアーサナへ移る時は、 ひとつの場所から次の場所へと移動するように感じます。 また、ひとつのアーサナに留まるときに湧き上がる情景や、 次のアーサナへ移る途中に出会うワクワク感や時には不安や恐怖。 少し難しいアーサナに行きついた時の感覚は、 ずっと行きたかった旅の目的地に辿り着けたようにように思えたり、 またある時は、途中下車したからこそ出会った優しく懐かしい場所だったり。 同じアーサナ(旅の行先)でも、行くたびに違う風景が見えてくるし、 自分自身の内側に沸き起こる感覚や感情、呼吸の状態もいろいろです。 身体を動かす陽のYOGAでも、 じっくりとひとつのアーサナに向き合う陰YOGAでも。 その時に出会う風景や情感に向き合い楽しむ。 時には辛かったり、苦しいなと感じることもありますが その旅に起きていることとして、受け入れる。 すると自分だけの旅の全貌を、 どこかで違う自分が楽しんでいるようにも思えたり。 だからこそ、『アーサナ』というサンスクリット語を 〈どこかの場所〉という風に捉えてくださったことが、 とてもとても嬉しかったのです。 たった一枚のヨガマットのスペースでも、 いろんな行先に辿り着いたり、道中を楽しんだり。 無限に広がる風景や情景、そして自分自身の感情に出くわす。 YOGAは、まさに自分自身の内側への、 【果てしない旅】 【無限のにひろがる旅】 なのだと思います。 来週10月4日はは中国の国慶節のため、お休みです。 次回のひとつYOGA@上海は10月11日。 午前は通常クラス、午後は陰ヨガクラスとなります。 写真はクラスにご参加してくださっている方に頂いた 佐賀のお土産の羊羹(筒から押し出して糸で切るという、とっても楽しい羊羹!)と 旬な果物、雲南のザクロです。

いつもご馳走さまです^^。

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