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陰ヨガ 冬の経絡 腎&膀胱

こんにちは。 上海の街中も秋がぐっと深まり銀杏の葉も黄金色に色づいています。

快晴の空に映えますね。

落葉樹は紅葉したその葉をはらはらと落とし始めて冬支度。

秋色の風景が広がっていますが、暦の上では立冬を迎え、冬が始まりました。

ちょうど今週の火曜日が立冬でしたね。 陰YOGAクラスでは冬の経絡へのアプローチを開始しました。

陰陽五行論での冬の五大元素は『水』

この時期しっかりと養生して滞りないように気を付けたいのは『膀胱(陽)』と『腎(陰)』の経絡です。 『膀ー腎』のペアは【誕生・成長・生殖】の礎、身体全体の陰陽バランスを維持するための土台とされていて、身体の水分を調整し、司っています。

腎臓は体液のバランスを整え、血圧や糖代謝の調整、血液から老廃物を取り除く泌尿機能など、身体の水分を司るシステムに大きく影響しています。 膀胱は腎臓と相補って、尿を貯め、老廃物として排尿します。

寒さが訪れ冷え込む季節、身体の中の水分調整がうまくいかなくなることで、冷えが増し、冷えが増すことにより様々な不調へと繋がります。

感情面では『恐れ』の感情と関わりがあり

精神面では、抑制的、恐怖、強迫観念などと関連があるとされています。

感覚器官は『耳』、体内組織は『骨』

冬が近づき、冷たい風に吹かれると耳が冷たくなって身体の芯=骨まで冷えていく。

経絡の中で最も長い【膀胱の経絡(陽)】。 目頭から始まり、額、頭頂、後頭部、2本に分かれ背中、臀部を下り腿裏へ、膝裏で再び一本になり、外くるぶしを通り、足の小指へと繋がります。 【腎の経絡(陰)】は膀胱の経絡から繋がり、足の小指を起点に、足の裏へ現れ、内くるぶしから脚の内側を上昇し、尾てい骨あたりから体幹部へ入り、膀胱や腎へとつながります。 体表では腹部から胸部へ鎖骨付近へと至ります。

本格的な冬に備え、『腎と膀胱』の経絡の流れを整えていきましょう。 前屈・後屈・ツイストを中心としたアーサナで【膀・腎ペアの経絡】にアプローチしていきます。

陰YOGAでは必要に応じてボルスターやブロック、ストラップなどを使用しながら、ひとつのアーサナをしばらくホールドしていきます。動きがないように見えますが、その静止の中に、普段は見えない内側の動きが見えてくるでしょう。

陰ヨガの時間は、静けさ=『陰』の中だからこそ感じられる、自分の内側の『陽』の動き(感情や思考のの変化、呼吸や血流の変化)に気づくことができる時間です。『陰』に在って見えてくる内側の『陽』。

『陽』のYOGAでは動きやアーサナに集中しているので余計な思考をを手放すことができます。内側の思考やマインドが静かになる。『陽』の中で生まれる意識・マインドの静止『陰』。

『陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる』

お陰様で11月の陰ヨガクラスは全日満席を頂いております。 徐々に陰ヨガの良さや効果が伝わってきたのだと本当に嬉しい限りです。

そしてクラスを重ねるたびに皆様から多くの教えを頂いています。 心からありがとうございます。 火曜日以外でも、ある程度人数が揃えば(3名様以上)クラス開催を検討させていただきますの

お気軽にご相談くださいませ。ご連絡はこちらから。

いつもありがとうございます。

ナマステ。

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