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今、思うこと

オンラインクラス開始から3ケ月が経ちました。

思うことを少し綴っておこうと思います。

 

数ケ月前には想像すらしていなかったことが起きています。 コロナ禍はいろんなことを変化させました。 その『変化』はいつの間にか、 何食わぬ顔をして一日一日と私たちの日常に浸透し、 毎日それを急速に沈着させているように感じます。 内側からも私たちの『いろんなこと』が塗り替えらえています。 自分だけのことも、 家族や他者や世間との関わりでのことも。 人間と社会、そして自然も、 変化した新たな姿や景色を、 映し始めているように思います。 気づいている『分かりやすい変化』もあれば、 気づかれぬまま『そっと変わった変化』もある。 1年後くらいにようやく気付いて『変化してたのね』も、きっとある。 あるいは気付かぬふりをしている『受け入れがたい変化』、 今なお『抗い続けている変化』もあるのだと思います。 外側からやってきた大きな変わり様に 思考や意識が吸い込まれそうになった時。 その大変(大きく変わること)な渦(うず)に 巻き込まれるのでも、抗うのでもなく。 自分自身の内側で静かに佇んで内観をする。 ちょうど台風の目の中心が静かな場所なのと同じように、 自分の中心にある静寂にとどまる時間。 次から次へと沸き起こるとめどない思考や感情。 外(あるいは社会や他者)に向いていた意識や期待。 (それらは、思い通りにならなければ、悲しみや怒りや恐怖の原因となるもの。) 少しづつ新たな日常の在り様が顕され、 ぎこちなくも馴染みだそうとしている今。 自分自身の外側ではなく 自分自身の内側に耳を傾けて そこで何が起きているかを きちんと観る時間がとても大事だと思います。

私自身、生活もさることながら、 プラクティスの時間の在り方も変わりました。 自分自身と違う角度から向き合い始めたこと。 自分の内にあったものとの再会や、 新たな発見、気づきが生じます。 恥ずかしいやら 驚きやら 動揺やら(笑)。


それがまた面白く興味深く。 どこか愛おしくも思えるようになりました。 (ようやく!) 言うなれば『いとをかし』。 あらゆることが綿々と変化していく中で 自分自身を深く内観できた時に感じることは 古今通じて、人間に起こる『変わらぬ現象』なのですね。



 

3ケ月前。

当初はオンラインクラスという新しいスタイルに、 私自身、少なからずの抵抗や戸惑い、 さらには時差の心配もありました。 そんな不安をよそに、この3ケ月の間だけでも、 オンラインだからこそ実現できた 時空を超えた再会、出会いにも恵まれました。 本当に嬉しく思います。 繋がってくださっている方々、 心からありがとうございます🙏。 横浜・白楽クラス時代の方も、上海で出会った方々も。 更には新たな出会いや繋がりもゆっくり広がっていく。 海を越えて、時差を超えて。 画面を通して それぞれの方が『今ここ』で呼吸をし 『この時・この場』を共存し共有できている。 繋がり。 サンスクリット語の【YOGA】は 本来、繋ぐ・結ぶと言う意味。 身体と呼吸とココロを繋げる。 人と人とをも繋いでくれています。



いつもありがとうございます🙏。



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